配達員が高価なバラを届けると、男が逸軒だと名乗り花は帰国する林雪宛と分かる。店の客は豪奢さに驚き、妻は三年前の国際コンテストで林雪が同じデザインを先に出し自分が不利益を被った回想を始める。妊娠発覚と夫の事故で慌てて結婚した経緯を語り、林雪を家族の不幸の原因と断じる。誕生日の朝、逸軒と薔薇を描き合った妻は沈逸軒の名を呼び、帰国が家の均衡を崩す余韻を残して終わる。