心臓企業の会長は、長年行方不明だった孫娘の目撃情報を得て、取締役会の予定を押してまで捜索に向かう。一方、折原智美は、明日結婚式を控え、5年間、事故で聴覚と声を失った婚約者の誠司に準唖者を装って寄り添ってきた。誠司が健康を取り戻したことで、智美は真実を打ち明ける決意を固める。ただ、その直後、誠司は別の女性との結婚を真剣に考えていることが明らかになり、智美の決断に暗雲が立ち込める。
片山家は関東の新進大富豪で、智美は生まれつき聴覚障害を持つ女性。彼女の夫である片山通商グループの経営者は、智美への愛情を認めつつも、彼女の障害や過去が自身の信用や会社の評価を損なうことを恐れ、葛藤を抱く。智美は無理にパーティー参加を拒否され、自分が無様で惨めだから結婚したのかと問いかける。夫の複雑な本心と二人の関係はまだ解決されず、緊張を残したまま次の展開を迎える。
誠司は、知的障害のある智美への扱いに苦悩しながらも、家族から彼女を利用した戦略結婚の圧力を受けている。西園寺ホールディングスの会長の孫娘である智美が現れ、次期会長の座を巡る思惑が複雑化。誠司は智美の耳が聞こえないことを無視し、彼女を騒がしい場所から離したが、彼女とのコミュニケーションがうまくいかずもどかしさを募らせる。一方で、智美は誠司への感情を示すが、信頼の分断が事件の核心を揺るがしている。対立の先に何が待つのかが示され、緊張は高まったままだ。
誠司は智美を上に連れて行こうとしたが、智美が突然彼を突き飛ばしたと主張する人物と対峙する。誠司の婚約者が障害を持ち暴力的だという噂が広まり、家族もそれに動揺する中、誠司は智美を病院に連れて行こうとするが彼女は拒否する。事態を収められず、誠司は明日の結婚式を急遽キャンセルし、その理由を後で説明すると告げる。いまだ緊迫した状況の中、先の展開が見えないまま幕を閉じる。
智美は誠司との結婚に感謝しているが、彼を全く愛していないと告げる。誠司は彼女の態度に困惑し、プロポーズの理由を問う。智美は誠司が自分を重荷に感じていることに疑問を呈し、関係の険悪さが明らかになる。誠司は智美の耳が不自由なら良かったと漏らし、二人の間の溝が深まる。智美はもう以前の誠司ではないと感じ、別れを示唆し、これ以上関係を続けることに終止符を打つ覚悟を示す。
智美は聾唖者であることを知らず、突然現れた祖父から西園寺家の当主かつ唯一の血縁者と告げられる。祖父は過去の不孝を詫びつつも、彼女の結婚式を急用で一旦キャンセルすると通告する。驚きと戸惑いの中、祖父は智美に対して人に愛される魅力があると伝え、彼女に紹介したい人物がいると告げる。智美の新たな人生が動き出す中、彼女の周囲で何が起こるのか、次の展開が待たれる。
榊原奏くんは世界的に有名なバイオリニストであり、その祖父は日本最大のアパレル会社の創業者だ。彼の友人の男性が孫娘を奏くんに託し、仕事で多忙なため後で改めて話すことを告げる。奏くんの周囲では身の回りの世話をする者たちが動き、智美という女性が現れて様子を見守るが、突然「泥棒!」という声が上がり事態が急転直下する。奏くんを取り巻く人間関係に緊迫した波紋が広がり、現場は騒然とする。
莉々子が智美にネックレスを盗んだと非難し、智美は否定するが、その場の雰囲気は険悪になる。誠司が手話で智美に状況を確認し、彼女の生まれつきの障害に理解を示しつつも莉々子の言い分の真偽を探る。智美は自分はそんなことをしないと抗議するが、ネックレスが本当に無くなっていることから疑いは消えない。莉々子の告発を受けて、周囲は真相を確かめるために行動を起こそうとする緊迫した状況で終わる。
高級ブランドの服とイヤリングを盗んだ疑いで、障害を持つ智美は店で強く疑われる。彼女の代わりに謝罪し代金を払おうとする女性が現れるが、店側は警察通報をやめず、彼女に身体検査を要求する。智美の婚約者である西園寺誠司も、重要な商談を控えているため、潔白を証明するよう促す。疑惑は深まり、智美は婚約者までも自分を疑っていることに気づき、関係が揺らぎ始める。彼女の無実を証明するための次の一手が迫られている。
万引き疑惑で女性が身体検査を受けている場面に、西園寺ホールディングの智美が現れる。榊原家の大切な客人としての彼女の存在を知った関係者が、女性への扱いの酷さを非難し、状況は緊迫する。智美の出現が事態を大きく揺るがし、榊原家と客人を巡る複雑な関係が浮き彫りとなるが、この場での真相は未だ明らかにならない。今後の展開に新たな波乱を予感させる。