幼なじみの海人は、取り壊しが決まった実家の家を守ろうとするが、彼に家を手放すよう促す男と対立する。海人は過去に離れ離れになった兄妹たちを、自らの責任を感じながら必死で探す決意を新たにする。父母の命日に海人は亡き家族を思い、20年の歳月の重さと失った兄弟への後悔を胸に語る。家の存続をめぐる争いと家族の絆が交錯し、海人の覚悟が次の行動を決定づける展開で幕を閉じる。