男装した雲陌は、冷酷な簫親王の妃選びの対象とされ、京にいる十八歳以下の男子全員が宮中に呼ばれることを知る。彼は選ばれたら地獄の日々が始まると危機感を抱くが、突然の親王の来訪に迎え、嘘なく自分の好物を正直に告げる。簫親王は彼の食通ぶりに興味を示し、雲陌自身も自分に取り柄がないことを打ち明ける。親王との微妙な距離感が揺らぐ中、次にどう動くかが緊迫した空気を残す。