師匠に 宮中入りを 禁じられた 女が、 自分は 十年も 仇を討つために 準備してきた と 訴える。 合格した はずだと 反論し、 足を くじく ふりを しただけだと 説明する。 師匠は 彼女の 情に 流されやすい 心を 危険視し、 後宮では 生き残れない と 命の 危険を 理由に 拒絶する。 女は 謝りつつも 明日の 選考で 必ず 合格して 宮中へ 入ると 決意を 表す。 場面が 移ると、 どこからか 「女御候補 宮中に入れ」 と 命じる声が 下り、 彼女の 宮入りが 許可される。 許可は 師匠の 懸念と 対立を 生み、 彼女の 決意と 危険の はざまで 物語は 未解決の 一拍を 残して 終わる。