父母を失った兄妹が身寄りを頼り、優しい親戚の正道兄弟に妹の引き取りを懇願する。正道はもうすぐ海外に行く計画があるため戸惑うが、兄弟たちと夕食を囲みながら妹の面倒を見る決意を固める。穏やかな食卓の時間に突然、母親が倒れる異変が起こり、家族の間に緊張が走る。見守る正道たちはこの予想外の事態にどう対処するのか、次の展開に大きな不安が残される。
正道は両親の事故死後、4人の兄弟姉妹の世話を引き受けた。隣人の山田夫婦が心配し助けを申し出るが、正道の兄は自分の子供二人だけでも精一杯で4人もの子供を養う余裕はないと反論する。隣人は地域の支援を提案し、正道にもこの家を新たな拠点と考えるよう促す。家族を守ろうと奮闘する中、正道は兄の厳しい現実と隣人の善意の間で葛藤しつつ、この困難な状況をどう乗り越えるか模索している。次第に家族と周囲の関係が変化する兆しを残している。
正道は弟と妹を連れて新しい生活を始めようとするが、兄弟姉妹は離れ離れになることを恐れている。弟が食事を拒む中、正道は妹に私たちは離れたくないと告げられ、絆の深さを実感する。正道の祖父母が妹を実の孫娘として引き取り、安心させるが、別れの時が迫る。正道は必ず戻ってくると約束し、兄妹はそれぞれの思いを胸に未来への一歩を踏み出すが、彼らの運命はまだ見えない。
兄が妹の絵美を別の場所に送り出そうと決め、妹は離れたくないと懇願しながらも兄の意思は固い。兄は責任を持って絵美を大事にすると約束し、妹はついに新しい環境へと引き取られる決断が下される。家族の間には戸惑いと寂しさが漂い、絵美の新しい生活の始まりを前に、兄と妹の間に新たな緊張が生まれる。一方、家族のかかわりが示唆され、次に何が起きるか予感させる場面で物語は終わる。
勝川村の観光地建設プロジェクトが始まり、住民には二倍の賠償金と新居の提供が約束される中、山本は兄の武と妹の絵美を探して村を訪れる。彼は村人から冷たく拒絶されつつも、彼らが戻ったとの希望を捨てない。井田グループによる村の全面開発計画が明らかになり、多くの村人が同意の署名を進める中、山本は家が取り壊されることで絵美たちが帰れなくなるとして署名を拒否し、事態は緊迫のまま終わる。
幼なじみの海人は、取り壊しが決まった実家の家を守ろうとするが、彼に家を手放すよう促す男と対立する。海人は過去に離れ離れになった兄妹たちを、自らの責任を感じながら必死で探す決意を新たにする。父母の命日に海人は亡き家族を思い、20年の歳月の重さと失った兄弟への後悔を胸に語る。家の存続をめぐる争いと家族の絆が交錯し、海人の覚悟が次の行動を決定づける展開で幕を閉じる。
井田会長は勝川村出身で、村の観光地建設のため資金提供をしている。村長が感謝を伝える中、井田は昔の実家を訪れ、村の変わらなさに感慨を抱く。一方、井田の兄との関係に葛藤を抱く若い女性も登場。村の建設計画に反対する者たちが署名を拒否し、自分たちの部屋の解体に強く抵抗する。井田会長は対立の解決を模索しつつも、緊張が高まる中で次の動きを控えている。
并田正道は、1600万円の賠償金のために同意書への署名を求められるが、彼は両親の思い出が詰まった家の解体を拒んでいる。兄弟姉妹たちの家としての価値を守りたい并田に対し、周囲は金銭的な損失や過去を断ち切るよう説得する。しかし正道は、家を壊せば弟妹たちの帰る場所がなくなると強く主張し続け、同意書には絶対に署名しないと宣言する。対立は激化し、正道の決断が家族の運命を大きく揺るがす緊迫した場面で終わる。
井田正道の家を取り壊さなければ、彼ら全員が弁償金を受け取れないと村の住民たちが主張し、正道に取り壊しを迫る。住民たちは過去に正道の両親の葬式を手伝った恩義を理由に、彼に良心を持つよう訴えるが、正道は「この家は取り壊してはいけない」と強く抵抗する。対立は激化し、感情的な争いに発展。正道の家を巡る緊迫した状況は解決されず、次の行動を暗示して物語は終わる。
井田グループの取り壊し工事が村で進む中、絵美という女性が現れ工事を止めようとする。彼女は両親の思い出が詰まった古い家を残してほしいと訴え、兄弟もそこで20年ぶりに再会するはずだったため、その家は大切な存在だった。井田正道は兄弟たちの行方不明を自分の責任と感じており、取り壊し中止を願う絵美の訴えに心を揺さぶられる。最後に絵美の名前が明かされ、予期せぬ再会の可能性が示されて物語は次へ続く。