王妃は環に、亥の刻に陛下を落桜殿へ呼び寄せるよう命じ、桜並木が陛下の夜の訪れに最適だと説明する。夜の並木で陛下は琴の音色に心を動かされ、演奏者に素性と名を問う。演奏者は姿を明かさず「また巡り合えた時に」とだけ答えて去り、陛下の興味は深まる。王妃の意図が果たされるか、演奏者の正体が明かされるかはこの場で決着せず次の一拍を残す。