傅硯修の妻である女は、彼が修行中だからと家で熱があると言い理由をつけ、外出禁止を告げる。彼女は数珠を渡し、怒らせるたびに珠を一つ返すよう警告するが、全て返し終えたら見放すつもりだと告げる。三年間、従順な妻を演じ続けた彼女はついに妻役をやめる決意をし、かつて法廷で敵を追い詰めた凄腕弁護士ビビアンとして復帰を表明。傅との離婚を決め、今後は法廷だけで関わると宣言して物語は緊迫のまま終わる。
硯修は三年前に選んだ寧若薇に未だ情を持てず、彼を魅かれるのは自立心の強い江篠寧だと告白する。しかし、寧若薇は修の財産の大半を奪い、彼の怒りを買った。そんな中、傅という女性が修に近づき結婚を申し出て仕事を辞めてパートナーになるように求める。修が何をしても寧若薇は離れない現実に直面する。最後、江篠寧は修に離れないなら契約書にサインするよう迫り、緊迫した選択の瞬間が訪れる。
夫の傅修は、妻の江篠寧以外の女性に興味を持てず、それが心の病と診断されるが、本人は治療を望んでいない。離婚届のクーリング期間が過ぎれば自由になれるはずだったが、彼は篠寧への愛情を断ち切れず、誰と結婚しても同じだと語る。夫婦の関係は表面上の別れへ進む一方で、傅修の心はまだ締め付けられたままだ。解放と愛の間で揺れる彼の決断が、この先の行方を左右する緊迫の一幕となる。
硯修の旧知の女性、江篠寧が離婚裁判を引き受けてくれる弁護士がいないと相談に訪れる。硯修は本業でない民事案件に手を出すことに躊躇しつつも、寧の強い要望を受け入れ、自身の仕事を委ねて離婚訴訟に集中することを決断する。しかし硯修はこの難しい案件を成功させるために、離婚案件で無敗の宿敵ビビアンに助言を求めることを提案され、葛藤を覚える。硯修は彼女の連絡先を知り、一歩踏み出す局面で話は終わる。
硯修は離婚訴訟中の若薇と話し合い、彼女が自分の番号を登録していなかったため連絡がつかなかったことを知る。若薇は法律知識を活かして過去の似た訴訟事例を持ち出し、勝訴への希望を示すが、硯修は彼女が以前とは違うと戸惑う。硯修は若薇に自身の家で暮らすよう提案し、長い間孤独だった彼女を気遣う。この提案は二人の関係に新たな展開をもたらす兆しを見せる。
硯修の妻・寧は主寝室を占拠し、彼と寝ずに愛もない関係を続けていた。彼女は結婚当初、硯修の財産目当てで、離婚すれば資産の70%を得られることを見越していた。寧は自分の利益を優先し、硯修との愛には関心がなかった。一方、硯修は資料の返却をめぐりトラブルに巻き込まれ、寧が意図的に彼を陥れようとしていることが明らかになる。二人の間で信頼と感情が崩れ始める中、緊張がさらに高まる。
DV被害に苦しむ篠寧を支える硯修は、彼女が渡した真珠の粒を返せば許すと言われ動揺する。一方、若薇は篠寧に冷たくするなと命じられ、篠寧の繊細さを理由に自分が家を出るべきだと主張する。硯修は若薇の不安を察しつつ、夫人の座は揺るがないと言い切る。さらに硯修は若薇に、憧れの弁護士ビビアンを真似る必要はないと説得し、二人の関係に新たな緊張が生まれる。硯修の心にはビビアンへの思いも影を落とす。
離婚裁判中の女性ビビアンが、離婚を成功させるために誰かの協力を求める。それを知る篠寧は、ビビアンの力があれば離婚が決定的だと確信し、ビビアンが招いた食事会に参加を命じられる。ビビアンの過去が語られ、彼女が音楽一家で育ち、天才ピアニストとして活躍していたことが明かされる。周囲は彼女の本性と企みを警戒しつつ、離婚の行方はまだ予断を許さない緊迫した状況で幕を閉じる。
硯修は、江篠寧との結婚生活の中で彼女のアレルギーを無視し続けていたことを気づかれる。若薇は初めて硯修から気遣いを受け、篠寧は硯修が自分の好みを全く考慮しなかったことに失望する。若薇が硯修の店で料理の味見をし、二人の関係が微妙に変化する中、硯修の嘘や秘密が徐々に明らかになっていく。エピソードは、内面の葛藤と隠された真実が絡み合い、今後の展開を予感させる緊迫した場面で終わる。
手にやけどを負ったピアニストの篠寧は、恋人で弁護士の現修が看病に尽くし、彼女を支えている。一方、同じ病院に入院する若薇は深いやけどを負いながらも、恋人の現修から見舞いの連絡すらなく、見放されている。若薇は現修との関係を断ち切り覚悟を決めるが、現修との間にまだ何かが残っている様子で、二人の関係の今後に不穏な影が差す。