脚を病気で失った聡が自分の状態を子どもに秘密にさせ、新しい生活に馴染もうとする。記憶喪失の少女は自分の名前を忘れており、聡は彼女を“ハンバーガー”と名付け、外では“安ちゃん”と呼ぶことに決める。二人は穏やかな日々を送り始めるが、聡の兄夫婦が突然訪れ、聡の急な結婚を詮索する。彼らは安ちゃんを馬鹿呼ばわりしながらもプレゼントを持参。聡はこの家族の介入をかわそうとするが、関係の緊張は解けず、安ちゃんの居場所が揺らぎ始める。