江藤サチは孫の小林要の赤ちゃん、佐代子が首にへその緒が巻き付き窒息していると伝えられ、不穏な空気が家族内に漂う。祖母は佐代子を疫病神呼ばわりし、孫たちのために彼女を排除しようとするが、要は赤ちゃんの命を守ろうと必死に説得する。佐代子は痛みに耐えながら出産し無事ではあるものの、赤ちゃんは助からず、家族は深い悲しみに包まれる。母親と赤ちゃんの命運をめぐる緊張は解決せず、物語は暗い余韻を残したまま続く。