母の遺した会社を守れず刑務所にまで入った男が、追い出された広い街の自宅に戻る。唯一の拠り所である家で、彼は母が大切にしていた古い銅鏡に目を留める。銅鏡を見つめるうちに、見間違いかと思う幻覚を感じ、その後、幽霊の姿を目撃する。過去と現在が交錯する家に残された謎が、彼の心に新たな動揺をもたらす展開で終わる。