南越国で同じ日に生まれた二人の少女。高僧は一人が“天下を統べる母”になると予言したが、誰かは十八年後の政略結婚でしか示されないと告げる。南越王は越迎春を天命の子と決め、富と教育を注ぎ込む一方、越雲禾は冷遇され孤立する。歳月は流れ、衰えた国は和親を余儀なくされる。王家の策略で迎春は北斎へ、雲禾は蛮族へ遠嫁させられることに。母が宮に囚われる事実を胸に、雲禾は涙を堪え旅立つ。しかし蛮荒で待っていたのは予想を覆す真実だった。“蛮族の若き首領”と聞かされた相手は梁王であり、辺境は富と権力に満ちていた。対照的な運命が鋭く交錯し、雲禾の選択が新たな波紋を呼ぶ。
Kommentare
Alle ansehen >Xanthe
宮中の策略がじわじわ効いてくる。続きが待ち遠しいね。
2026-03-08 14:01:52
Owen
風景描写が映像的で美しい。辺境の光景が詩のように響く。
2026-03-04 17:20:42
Delilah
梁王の正体に驚いた瞬間が最高だった。転換の入れ方が鮮やかだ。
2026-02-24 06:54:35