画家の美咲はミューズ賞の展覧に参加するが、夫の隼人は突然急用で来られなくなった。美咲は受賞の喜びを語りつつも、かつて国画が外国に敗北し続けた過去を思い出す。隼人は美咲に芸術協会の会長職を引き継ぐよう誘うが、彼女は今は専業主婦であることを理由に断る。隼人の気遣いと家族の間には複雑な感情が漂い、隼人の頼れる存在である母との関係も明らかになる。エピソードは、隼人が足の痛みを訴える場面で終わり、二人の関係に新たな緊張が生まれそうな予感を残す。