辺境の地で魔族と戦い続けたある男は、戦線を死守したにもかかわらず、王国に裏切られ同胞から刃を向けられる。王宮でウェスリーという人物が30年にわたる詐欺と軍資金横領の罪で告発され、女王から即刻の国外追放と権力の放棄を命じられる。追放命令に従わなければ処刑されるという脅迫の中、彼は自らが討ち取った魔王の数を持ち出して脅威を退けつつも、勅命には従うと宣言し、その地を去る。去り際、彼は黒潮(魔族の脅威)が必ず再び襲来することを予告し、王国が跪いて彼の帰還を乞う日が来るだろうと警告を残す。