壁の外の不気味に静まり返った土地で、ある将軍率いる人間の兵士たちが「ウェスリー」と呼ばれる光る鎧の男を偽物だと罵り、魔族の陰謀と糾弾する。彼らは盗賊を追っていたが、突如現れた下級魔族に遭遇する。将軍はこれをウェスリーが魔族と結託した証拠と断じ、捕らえるよう命じる。しかし、泥沼から現れたその魔族は、自らを「悪鬼」と呼ぶ将軍への侮蔑とともに、人間の妄想を嘲笑い、彼らに刃を向けた愚かさを宣告する。捕獲を目指す人間と、その企てを嘲る魔族との対峙は、決着を見ぬまま緊張を残して幕を下ろす。