龍の子を運命の子と呼ばれた二人の娘のうち、雲禾は蛮荒への嫁入りを強いられる。父はくじ引きで二人の娘の配偶先を決めるが、くじは最初から仕組まれていた。蛮荒での結婚は、妻が家族に共有される野蛮な習慣を意味し、雲禾は苦難を予感する。彼女が反発すると父は命令違反を許さず、結局雲禾は国のために犠牲になる覚悟を決め、蛮荒へ嫁ぐことを承諾する。彼女の決断は新たな波乱を呼ぶ。
迎春姫は、多くの嫁入り道具を持つ姉に対し、蛮荒の地へ嫁ぐ際に何も持たず、古い馬車で送られたことに苛立ちを感じている。彼女は蛮荒との結婚が梁国を超える重要な布石になると信じているが、姉は北斎と南越の交流がなく結婚申し込みが怪しいと疑う。迎春は母を思い、夫の心を掴む決意を固めるが、彼女を蛮荒へ迎えに来る者は不吉な噂を耳にし、逃げることを提案。馬車を降りる緊迫した瞬間で物語は終わる。
南越から来た雲禾姫が蛮荒の地に到着し、そこで軒轅華の母親と初めて顔を合わせる。彼女たちは蛮荒の人々の歓迎を受けるが貧しい現実も知る。軒轅華の家に案内された姫は、彼の弟の結婚相手と出会い、刺繍の贈り物を受け取るが、周囲からはそのセンスを疑問視される。しかし、蛮荒の人々の粗野そうな印象とは裏腹に優しさも垣間見え、姫は夫である軒轅華への期待を抱く。そこへ殿下の到着が告げられ、物語は次の展開へと動き出す。
越雲忝が蛮荒の王に拝謁し、男女平等の地で礼節が異なることに戸惑う。彼の妻軒轅華の家は貧しく、彼の粗野な性格を母親が懸念するが、軒轅華は家族として協力し良い生活を目指す決意を示す。越雲忝も妻を大切に守ると誓い、夫婦の絆を強調する。一方、長旅に疲れた越雲忝がぼんやりしていると声をかけられ、その後、宴で使われていた北斎の絵が布として使われていることを確認しながら物語は次へ続く。
翡翠の価値を知らず、ある男は帝王翠を椅子の装飾に使い、周囲を驚かせる。別の人物はその無駄遣いを指摘し、翡翠や石の真価を説くが理解されない。話は周囲の山々へと移り、蛮荒の三つの山が金山であることが明かされて、物語は新たな資源争奪の可能性を示しながら幕を閉じる。
今回のエピソードでは、姫が貧しいと噂される蛮荒の実態を知り、実は膨大な家畜資産を持つことに驚く。蛮荒は牛飼いで生計を立てており、七百万頭の牛や五百万匹の馬など莫大な数に及ぶことが明らかになる。姫は莫大な資産の管理を任されるが、その規模に戸惑う。一方で、初夜の準備として潤滑油が持ち込まれ、蛮荒の性質に対する対策も示される。エピソードは、姫がこの新たな重責をどう扱うのかという緊張感を残して終わる。
男性と女性が夜を共にする準備を進める中、女性は自身の戸惑いや不安を隠しきれずにいる。男性は女性のために快適な環境を整え、武器を持ち込むことを心配する女性に対し、慎重な姿勢を示す。二人はお互いの気持ちを尊重し合い、男性は強制せず女性の意思を待つと告げる。女性は覚悟ができていることをほのめかしつつも、最後には曖昧な返答を残して物語は次へ続く。双方の心の距離感が揺れ動く緊張感の中で幕を閉じる。
蛮荒の地にいる姫が健康を回復し、夫の王も寝不足で体調を崩していることがわかる。姫の姉、雲禾が帰郷し、母に渡すようにと護符と薬を託すが、一人で帰ると言い張る姫に兄が同行を申し出る。彼は手土産を用意し、家族の迎えも提案するが、姫はそれが贈り物としては貴重すぎると拒否する。二人の間に微妙な感情が漂うまま、物語は次へと続いていく。
迎春が夫の北斎皇子と共に帰還し、彼の才能と将来性が評される中、迎春が国母となる可能性が浮上する。一方、迎春をよく思わない女性が蛮荒の人々の礼儀のなさを非難し、夫たちの無骨な振る舞いに冷ややかな態度を取る。迎春一家は長い旅路を経て到着し、緊張感が漂う再会の場面でエピソードは終わる。帰還を祝う一方で、今後の関係に新たな課題が生まれる予兆が残る。
皇太子が南越の料理人が用意した珍しい食材で催された宴に顔を出すが、仕事のためすぐに退席する。皇太子は優秀と評され、贈り物として玉面仏石を両親に届ける。その石は梁王が独占する最上級の品だと話題になる。皇太子は来月梁国を訪問し、義父への挨拶も予定している。突然、皇太子の娘が蛮荒族の夫と帰還し、疫病リスクが囁かれる中、皇太子は感染回避の策を持っていると言い、事態は緊迫のまま終わる。